ウイルス対策講座

インターネットが普及して、様々なことが可能になりましたが、情報交換が目的でなく、悪徳商法や個人情報の悪用を楽しんでいる人がいるために、ウィルス対策などを施す必要があります。本会員の中でも、十分なウィルス対策等をされている方もいますが、よく分からないと言う方のためにいくつかの方策などを紹介します。

★予防と削除とチェックの簡易版
1).ウィルスメールを開かない予防策
 
Outlookの「表示」メニューから「レイアウト」を選択。
 ダイアログが開くので、「プレビューウインドウを表示する」のチェックを外す。
 また、「ツール」→「オプション」→「読みとり」の一番上の□次の時間・・・・のチェックを外す。
 

2)ウイルスメールの削除(ウイルスメールを直接選択しないようなテクニックを使います)
(a)削除対象のメールの前後のメールを一旦別のフォルダにCOPYする。
(b)削除対象のメールの一つ前のメールを選択する。
(c)削除対象のメールの次のメールをシフトキーを押しながら選択する。
(d)削除対象のメールも選択されているのを確認して、削除する。

(e)削除済みアイテムを右クリックし、フォルダを空にするを選択し、はいをクリックする。
注意深くやればこれでプレビューされずに削除することが出来るはずです。

3)簡単なウィルスチェック    ここをクリックしてください。

★.ウィルス対策。ウィルスについて
 α ★ウィルスにやられてしまった方で困っている方へ→ウィルス駆除ツール

●ウイルス情報 ●マイクロソフト,ウイルス対策ソフトメーカーの情報サイト
IPAセキュリティセンター「W32/Aliz」ウイルスに関する情報
IPAセキュリティセンター「W32/Badtrans」ウイルスに関する情報
ウィルスBADTRANS.Bについて
ウィルスBADTRANS.Bについて
ウィルスBADTRANS.Bについて
マイクロソフト ホームユーザー向けセキュリティ対策ガイド
シマンテック セキュリティ・レスポンス(ウイルス対策サイト)
トレンドマイクロ ウイルス情報
マカフィー ウイルス情報
●オンラインでウイルスチェックできるサイト シマンテック セキュリティチェック
トレンドマイクロ オンラインスキャン

 β★BADTRANS.Bという、ウィルスの特徴は、メールのSubject(タイトル)が「Re:」だけで40KBくらいの添付ファイルがついているということです。Windowsを使用していて、OutlookまたはOutlook Expressを利用してメールをやり取りしている場合、Internet Explorerのバージョンに問題があるとメールを見ただけでウィルスに感染します。感染すると、第3者にウィルスメールをばら撒くことになるのですが、通常のウィルスはOutlookのアドレス帳からメールアドレスを取得するのに対し、このウィルスは、それに加えて、以前見たホームページデータからメールアドレスを自動抽出しそのメールアドレスに勝手にウィルスメールを送りつけます。このウィルスメールは、Internet Explorerのバージョンに問題があるとウィルスメールを見ただけで感染してしまいます。Becky等他のメールソフトを使っていてもHTMLメールの表示をIEで表示する設定にしていた場合は、感染します。だいたいウィルスの話がでると自分は大丈夫と思う人が多いのですが、現在のコンピュータシステムにおいては、100%安全な状態はありません。ぜひこの機会にウィルス対策について考え直してください。Internet Explorerのバージョンを確認してください。Internet Explorerを起動し、ヘルプのメニューからバージョン情報を選択してください。ダイアログが開くはずです。中央にバージョンと書かれた部分があると思います。そこに書かれている数字が下記以外である場合ウィルスに感染している可能性は、90%以上です。@5.00.3314.2101A5.00.3315.1000B5.50.4807.2307C6. から始まる数字。は安全です。またWindowsユーザの場合、OutlookやOutlook Expressを利用の有無にかかわらず、添付ファイルを直接クリックしてしまった場合、ウィルスに感染します。ウィルス対策ソフトを利用しているから大丈夫だと思っている方も多いと思いますが、パターンをまめに更新していないとウィルスは検出されないので、更新していない人は、ウィルスの危険性にさらされています。

 γ→ウィルスにかかっているかのチェック。

@ウィルス対策ソフトをお持ちの方は、最新パターンを取得してチェックをしてください。
Aウィルス対策ソフトを持っていない人でも、ウィルスチャックできるので、ぜひお試しください。

簡単なチェック方@ 簡単なチェック方A
「スタートメニュー」から「検索」「ファイルやフォルダ」を選んでください。ファイル名にkernel32.exeと入力してパソコンのディスクの中をすべて検索してください。なにも検索にかからなければ、ウィルスに感染していませんが、検索してファイルが見つかった場合、100%ウィルスに感染しています。また、SCam32.exeが、\windows\system\ にないことを確認しましょう。 ウィルス対策へ戻る Klez検出&駆除ツールがダウンロードできます。  http://www.trendmicro.co.jp/klez/tool.aspウィルス対策プログラム未導入や最新パターンをアップデートしていない方は、上記サイトからダウンロードしウィルス感染確認をお奨めします。

δ→ウィルスの駆除

@ウィルス対策ソフトを利用するのが確実です。ソフトをお持ちの方は最新パターンに更新して、駆除してください。
Aパソコンに詳しい方は、下記のページの情報をもとに駆除してください。(ここに書いてあることが理解できない人はウィルス対策ソフトを利用してください)

http://www.symantec.co.jp/region/jp/sarcj/data/w/w32.badtrans.b%40mm.html
http://www.nai.com/japan/pqa/badtrans.asp

ε→再発防止対策
今回ウィルスに感染していなくても、またウィルスを駆除しても、再発防止の対策を施さないと、近いうちに必ずウィルス(同じウィルス・別のウィルス関係なく)に感染します。対策をとらないうちはメールのやり取りをしないほうが懸命です。ウィルス感染の原因は、Internet Explorerのバージョンにあります。(セキュリティホールと呼ばれるバグが残っているため)。対策の取られたバージョンのInternet Explorerをインストールする必要があります。今後、このバグを利用したウィルスはさらに増えるはずです。対策の取られたバージョンのInternet Explorerは、Internet Explorer 5.0 SP2、Internet Explorer 5.5 SP2、Internet Explorer 6.0だけです。ぜひバージョンアップしてください。

バージョンアップの仕方は、「スタートメニュー」から「Windows Update」を選んでください。ブラウザが立ち上がるはずです。製品の更新というのがあるはずなのでクリックしてください。更新可能なソフトの一覧が表示されるはずです。そこから上記対策の取られたバージョンのInternet Explorerをインストールしてください。インストールサイズが大きいため電話回線では30分〜1時間くらいかかると思います。がんばってください。無理な人は、雑誌についてるCDの多くには、InternetExplorer 6.0が含まれていると思いますので、購入してインストールしてください。
お金にゆとりがある人は、ウィルス対策ソフトを購入したり、利用しているプロバイダにはメールのウィルスチェックをしてくれるサービス(有用数百円/月)もありますので、利用して、ウィルスに対して転ばぬ先の杖対策をすることをお薦めします。ウィルスに感染する危険性は、ネットを利用している人すべてに平等?に存在します。

1)ウィルス対策ソフトを利用する
2)ネットワークを切断する。(もちろん拡散防止です)
3)Outlookの「表示」メニューから「レイアウト」を選択。
 ダイアログが開くので、「プレビューウインドウを表示する」のチェックを外す。
 また、「ツール」→「オプション」→「読みとり」の一番上の□次の時間・・・・のチェックを外す。
 

4)ウイルスメールの削除(ウイルスメールを直接選択しないようなテクニック
 使います)
(a)削除対象のメールの前後のメールを一旦別のフォルダにCOPYする。
(b)削除対象のメールの一つ前のメールを選択する。
(c)削除対象のメールの次のメールをシフトキーを押しながら選択する。
(d)削除対象のメールも選択されているのを確認して、削除する。

(e)削除済みアイテムを右クリックし、フォルダを空にするを選択し、はいをクリックする。
注意深くやればこれでプレビューされずに削除することが出来るはずです。

5)ウイルス駆除ツールで、念のためウイルス感染のチェック。感染していても
 ネットワークから切断しているし、拡散の被害はなし。

6)IEのバージョンアップ(再発防止です)
下記のページに接続し、Internet Explorerをバージョンアップしてください。「製品の更新」をクリックしてください。しばらくするとバージョンアップ可能なInternet Explorerが表示されます。Internet Explorer 5.0 SP2、Internet Explorer 5.5 SP2、Internet Explorer 6.0(最小インストールはしないでください)のどれかに、速やかにバージョンアップしてください。まずセットアッププログラムだけダウンロードされ、セットアッププログラムを実行するとネットワークインストールします。1〜2時間かかるはずなので電話で接続している人は、CD−ROMのついた雑誌を買うほうが楽ですね。
7)
IEからフリーのネットスケープやメールソフトへ変更
いっそのこと、フリーのソフトに変えてしまうことも1つの方法です。