6月16日夜、関東地方で隕石の落下を観測?

20日、20時現在のNMS情報です。衝撃波音は、高度80〜20kmで発生した衝撃波音だそうです。銚子の地震計にもかかっていますが、銚子付近では、低い高度(高度20kmくらい)からの衝撃波と思われるそうです。北西から南東へ向かって飛んだことが判明していますので、海へ落下していったと考えられるそうです。衝撃波の大きさから、燃え尽きずにに隕石として落下した可能性が高いとのことです。また、「青い光」というのが言われていますが、気象庁の火山監視カメラの映像からでは、雲を通しても分かる青白い発光です。輻射による発光(流星発光)だそうです。気象庁は19日夜、関東地方上空を16日夜に通過したいん石とみられる「火球」の画像を、静岡県伊東市役所屋上に設置した高感度火山監視カメラがとらえていたと発表したそうです。気象庁によると、撮影時間は16日午後10時7分40秒すぎ。伊東市役所から初島方向に向けたカメラの画面右上(北東方向)に、ぼんやりと火球が写っていたそうです。6/16夜22時07分頃、北関東で青白い火球らしき目撃情報がありました。北関東で爆音と光が観測されました。朝日新聞によると気象庁などの北関東一帯の地震計で隕石落下の特徴を持つ波形が観測されています。防災科学技術研究所でこの火球による振動が、地震観測網で捉えられていました。この情報によると、千葉県の海上に隕石の落下があったものと思われます。茨城・千葉などでは衝撃音が聞かれており、もし火球によるものだとすると、隕石落下を伴ったものと考えられます。しかしながら当日の天気は曇で、普段なら火球を観測しているカメラも作動してなかったため、現段階では詳細は不明です。各地の電波観測によると、時刻はほとんどのサイトから、出現推定時刻は,16日22:07:33±3secのようです。現時点で,エコー強度や継続時間から出現位置を推定するのは、無理のようです。過去、1996年1月7日つくばに隕石が落下した際には、東京都北東部から茨城県の広範囲で衝撃音が聞かれています。
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